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もう誰も確かめることのできない日本の過去にどんなことが起こっていたのか！　日本史が好きな方にも興味深い真実が秘められているかも。一つの説として読んでみるのもオススメです！

世代によってこの高倉健さんの印象というのは、穏やかな俳優だったり、少し怖い印象だったり、イメージが異なりますが、そんな謎多き高倉健さんの苦悩や葛藤が描かれたノンフィクション作品です。

ドラマ化もされた物語です。ある意味、現実的でリアルなエンディングには賛否両論あるようですが、じっくりと読破したい１冊です。読み終えた後に残された課題に、あなたは何を思いますか？　そう問われているような結末を是非お楽しみに！

今は単身の方も、日々色んな家族との接点があると思います。家族について、色んな目線からの色んな関わり方の中に深い深いストーリーが合わさり、短編ながらもつい読み進めてしまう１冊です。筆者の森浩美さんはキンキキッズの愛されるよりも愛したい等を作詞した方です。歌詞カード等でお名前を見たことがある方は多いかもしれません！　ヒット曲にたくさん携わった森さんだからこそ、こういう言葉を大切にしたストーリーが生まれるのかな？　と思いました。

北川景子さん主演で映画化された話題の一冊です。誰でもあり得るシチュエーションから、まさかの展開が広がります。こんな結末を予想できた人は居ないはず…。スマホは便利だからこそ、しっかり使い方を理解して使いましょう。そう痛感しました。

小さな田舎町に住む、色々な想いを秘めた３人の女性が登場します。女性だからこそ分かることがたくさんあり、良いのか悪いのか別として、やけにリアルです。”共感”とも違うリアルさに現実味を感じます。女性の世界、ちょっと怖いです！女性ですらそう感じてしまう１冊でした！　男性も是非、この１冊でリアルな女性の世界を知ってください。

東野圭吾さんの新作です！　子供が突然脳死してしまった夫婦のお話しです。改めて脳死の定義と人の死の定義について考えさせられました。人からはどう言われたりどう思われようとも自分の意思を貫くことも大切ですが、周りの第三者の声の中には自分が受け入れるべき大切な言葉も含まれているということも忘れてはいけないと思いました。角度を変えて見ることも大事だと思いました！　このストーリーは映画化もされるそうなので楽しみです。

ラマ化された作品も多い内館牧子さん著、映画版では舘ひろしさん、黒木瞳さんが出演されるお話しです。自分の現実とはかけ離れているような、でももしかしたら自分がこれから年を重ねたらこうなるのか、遠いようで近いストーリーです。「終わった」か「終わっていない」かを決めるのは自分ですが、自信を持ってどちらか答えられたらそれはそれで誇りに思えることだと思いました。

櫻井翔さん主演で話題の映画化されたこの作品。ミステリーというよりSF？という説もある物語です。映画を見た方の中には「原作を読んで置いたほうが理解しやすい展開がある」とか、「映画の中にはない内容もある」という感想もあるようです。映画をこれから見る方も、もう見た方も！この原作も一度読んでみませんか？

短編と短編がどんどんとバトンタッチされていきます。あっちにもこっちにも物語がグネグネ入り組んでしまうのでは？と思いきや・・・。是非結末は読んでみて下さい！北海道の地名がたくさん出てきて、行ったことある場所が浮かぶ人も多いと思います。

ココシャネルさんの飾らない一言の本です。それぞれの言葉にはテーマも付けられていて、時々本棚から出して目を通したくなる１冊です。私が一番かっこいいなと思った言葉は69番の「大いなる矛盾。それが恋愛よ。」です！！

眉村卓さんが奥さんにあてて毎日書いたお話しです。愛とか信頼とか、そういったことを更に超えた思いが伝わってきます！　数少ない言葉からどう感じ取るか、受け取り方も楽しめる１冊でもあります。

90歳を過ぎてから詩を書き始めた柴田トヨさんの詩集です。今を受け止めて自分自身で認める、そんな気持ちが込められた詩集です。背伸びしないありのままの気持ちが温かい詩に込められています。大切にしたい言葉がたくさん出てきます。

全く同じように真似はできないけど、「これは大切にしたいな！」ということに気づくことができるストーリーです。憧れのような夢のような暮らしの中に、きっと一人一人違う大事なポイントがあるはず。それがすぐには見つからなくても、探し続けることも楽しみたいと思いました！「暮らしの質」、是非私も高めてみたいです。

本の帯には「今日と同じ明日がイヤなら、明日を変える戦略がいる」とあります。”仕事も恋愛も転職、就職、人生はすべてマーケティングで決まる！”と書かれた１冊。マーケティングと聞いて、商売の本かと思いましたが、人生という大きなジャン ルで多くの人に通ずる本です。どうしても、何か変わらないかな～と他力本願になりがちですが、その為にはどうしたらよいかがきっと具体的に見えてくるはずです。論理的とはちょっと違う感覚で理解できる分かりやすい１冊です！

”ツキ”というと自分の力ではどうにもできない物事かと想像していましたが、気持ち一つでツキの天使はやってくるのかもしれません！　嫌な事の背中には必ず良い事があるそうです。たくさん悲しくてたくさん辛いことがあっても、その後には”必ず”良い事が！　そんな良いことにいつでもアンテナを張ることがツキの正体なのかもしれません。

このタイトルは聞いたことがある方も多いことと思います。何か大変な時にすがるように読みたくなる内容でもありますが、反対に色んなことがうまくいっている時にこそ読むと新たな発見がある１冊です！

「台所とはひどく不思議な空間だ」と冒頭に書かれている通り、台所を舞台にした19のお宅の19通りの物語です。台所が綺麗か広いか新しいか古いかではなくて、台所を見るとその人の人生が見えてくる、といいます。その一つ一つの物語が非常に面白くて、つい物語に吸い寄せられました。台所＝食は人を支えているものなのだなと再認識できました。どんな気持ちの日でも必ず 食事をとって生きているそんな毎日に、何か新しい発見ができる１冊です。

第２回本屋大賞を受賞した１冊です。舞台は高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。私も学生時代の学校祭をつい思い出してしまいました。色々な場面を経てみんなで感じる連帯感。とても懐かしく思います。そんな若さがある時ならではのピュアな気持ち、ピュアな思考、ピュアな躊躇や勇気を思い出しました。主人公と登場人物たちのたくさんの伏線もお読み逃しなく。夜長にじっくりと読んでみてください。

第157回の芥川賞を受賞した１冊です。ページ数は94ページと短い物語ながら、深くは語られていない部分は読んだ人の想像で何通りにも受け取れる１冊です。読む時の気分でも受け取り方が違うかもしれません。難しい漢字も出てきますが、１つ１つ意味を理解しながら読み進めるとより深く深く入り込みます。ちなみに、筆者の沼田さんは北海道小樽市のご出身とのことです。

「最後は号泣！」と書かれた帯が印象的な１冊。とある家族のお話しです。想いに気づいた時には既に遅く、願い叶わず。だけど、それでも気持ちが温かくなるようなお話しでした。不思議なパワーって、本当にあるんでしょうか？

本の帯の「お姉ちゃん、あなたは本物なの？」これがストーリーのポイント！　本物だと信じるだけの材料はたくさんあったはずなのに、何故かそう納得できない自分に気づく主人公が自分なりに”真実”を探すお話しです。あなたが本物だと思っていることも、もしかしたら偽物かも・・・。最後まで読むまで夢中になってしまう１冊です。

ヤギは本当に紙を差し出されると食べてしまうそうです（注お腹を 壊すかもしれないので厳禁！）。その他にも、ついつい一人で読んでいても「へー、そうなんだー・・・」とつぶやいてしまういきもの雑学満載です。

みなさん、「アライグマは食べ物を洗わない」とご存知でしたか！？　そんないきものの知らない一面がたくさん乗った１冊です。ウサギの意外な●●なクセや、ゴリラの繊細な一面など、じっくり見入ってしまうこと間違いなし！

５人のクラスメイトのお話しです。誰もが通ってきた学生時代。”学校”や”クラス”や”仲間”の単位で感じる一体感があった青春時代。そんな時代のあるある話が出てくるのが楽しめます。ちょっと不思議なストーリーを「いいなぁ」と思うのか、「やっぱり現実がいい」と再認識するのか、あなたはどちらですか？

東野圭吾さん作品の醍醐味・点と点が一本の線になって繋がる瞬間が味わえる一冊！　夢中になって読み進めてしまいました。本の帯にある「死刑」がテーマのお話しです。色々な登場人物の悲しい過去や想いが交差し、最後にはちゃんと一つにまとまる、東野圭吾さんらしいストーリーでした。

「夜一人で読まないで下さい。注意」の帯と不気味な表紙！見た目のインパクト大です。恐る恐る読み進めると、ホラーというよりサスペンスな要素も見つかります。そんな一人では読んではいけない物語なのに、何故か同感したり同乗するポイントが出てくるのが不思議でした。なので尚更入り込んで読める１冊です！

もうドラマや映画で何か必ず見たことがある東野圭吾さんの短編集です。毎日働く忙しい方にもオススメ！短編で東野圭吾作品が読めるのは嬉しいですね！　自分のスピードで読み進められる１冊です。「東野圭吾は長編のほうがいい！」という方も多いですが、東野シリーズはこの”日免図書館”に他にも多数ありますので、読んでみてください。私はNo.17白夜行が好きです。悲しいお話しですが、最後にしっかり点と点がギュっとつながる瞬間、震えました！

過去に戻ることができる喫茶店のお話しです。あり得ない設定ですが、もしいつかに戻れるとしたら、いつに戻ってみたいですか？　そう考えること自体が”あり得ない”かもしれませんが、そんなあり得ない想像にふけるのも良いと思えました！　会いたかったあの人に会うとか、もし会っていたらどうだったかなとか、後悔の念を深めるためではなく、明日の活力にするためのタイムスリップ。できるものならしてみたいです！

完璧なお母さんとは何か？ある一つの角度から見れば完璧であっても、反対側から見た時にも果たして完璧でいられるのか…。「こうなりたい」と志す気持ちは時に真っすぐで純粋で、だからこそ時に凶器に成り得る。そんなちょっとだけゾッとするお話しです。

御年九十三歳の佐藤さんが書きあげた１冊。もじもじと色んなことを考えてしまう自分自身が恥ずかしくなってしまう１冊です。言い切ってしまう勇気だけじゃなく、言い切っても良いくらいの経験と価値観をお持ちの佐藤さんがうらやましいです。これから生きる上でのヒントをもらえます！

単純なストーリーの中にも”違和感”や”リアル感”を感じることができる１冊です。何が正しくて何が正しくないか、一瞬迷ってしまう場面もありました。信念があればどんなこともその人のスタンダードになる！　自分とは違う考え方に触れることができて、面白い１冊でした。

タイトルの「下流老人」というのは「生活保護基準相当で暮らす高齢者、及びその恐れがある高齢者」のことだそうです。誰もが他人事ではない、我が身にも降りかかる恐れのあることがたくさん載っています。だからこそ、今何をするか、すぐできることもすぐできないこともありますが、心がけるだけでも何かが変わるきっかけになるのではないでしょうか？

2009年に34歳で亡くなった伊藤さんの後を引き継いで円城塔さんが書きあげた１冊。日本SF大賞作家と芥川賞作家というコンビが描く長編小説です。じっくりゆっくり読みたい１冊です。

あの司馬遼太郎さんの歴史小説です。中身の濃い時代を司馬さんが描いています。歴史は学生のテストに出るだけのものではありません！今を生きる私たちのむかしむかしのお話しです。そう考えると色んな面白さが湧き上がってきます。

ドラマの阿部寛さんが印象強いこのタイトルですが、本もドラマ以上に熱いストーリーが描かれています。夢に向かって仲間と一緒に突き進む姿に大きなパワーを貰えます。この本を読んで得た情熱とパワーを自分もどこかに向けたくなります。

青春って何だったかを忘れかけてしまいそうな時にまた読みたくなる１冊！ちゃんと最後の最後までしっかり読んでみてください。表紙の漫画チックなイメージは読み進めるとがらっと変わるはずです！

映画化もされているソロモンの偽証。映像化されたストーリーとは違う、登場人物たちの心理描写を感じられる１冊です。映画だけ見たことあるという方もぜひ！王道の宮部みゆきさん作品をご堪能ください！

短編集なので少しずつでも読み進めることができる１冊。そんな短いストーリーの中に突然大切な言葉が出てきて、じわーっと心に沁みました。今日は今日ですが、昨日と今日と明日はつながっているんだなと改めて思いました。色んな視点からみる「昨日と今日と明日」をじっくり読み進めてみてください！

素直な子供の口から一直線に大人に放たれた言葉がたくさん載っています。「素直な頭で考えると、こう思うのか！」と色々な気付きがあります！微笑ましくて温かい子供の言葉に何だかパワーをもらえます！面白い一言もたくさんあるので、是非読んでみてください！

悲しさや切なさ、またかわいそうといったレビューも多い１冊ですが、それでも読んでしまうのがサスペンスも醍醐味だとも言えます。この出来事は偶然なのか、それとも必然なのか、どちらだとしても運命であることに変わりはありません。悲しみからも得られるものがきっとある 、そんな１冊です。

主人公はピアノの調律師で、様々な場面でピアノを調律する上で色々な発見をしながら成長していくお話しです。主人公がピアノの調律に魅せられる様子の表現がすごく感動的で、読んでいてワクワクしたり嬉しくなったりしました。優しい表現の中に芯のような強さも感じられる、そんな１冊です。

形や結果として残せないことがあったとしても今日という日をどうやって終えるのか、いろんなヒントをくれる１冊です。もしも明日死ぬとしたら、何をしても無駄だと思って死んだような今日を過ごすのか、それとも最後の日を明るく笑顔で過ごすのか。悪い事があると「明日はきっと大丈夫！」と思うこともありますが、明日といわず今この瞬間から持ち直そう！と努力したいなと思いました。後悔のないような今日を過ごしましょう！

ホテルローヤルで一躍有名になった桜木さんの１冊。自分自身で幸せと言えるのか、周りから幸せそうと思われたいのか、色んな角度からの幸せが描かれています。桜木さんの１冊には悲しい過去がありながらもほのかな幸せを胸に秘めている女性がよく登場します。ハッピーエンドとは言えなくても、最後にほのかな温かさを感じる１冊です。

中３から小説を書き始めたというあの赤川次郎さんの作品です。事件があちらこちらでたくさん起きますが、その中でも人の強さや勇気を感じられました。ちょっと大げさなくらいのストーリー、私は好きです！

ちょっとオシャレなコックさんの表紙の短編集です。読書が苦手…という方に短編集は嬉しいですね！　昔放送されていた王様のレストランが好きな方は、ちょっと似た雰囲気を感じるかも…！

温かいストーリーなので秋の夜長にもお勧めです。魅力ある登場人物に元気をもらえる１冊。クリーニング屋さんのお話しなので、クリーニングあるあるもチェックできてしまいます！

”最大の問題作にして異色作”とのレビューもある１冊です。あなたはこの結末をどう捉えるか！予想外の上を行く結末に驚いてください。秋の夜長にぴったりのミステリーです。

タイトルに「山」という文字がありますが、登山を通して女性らしい気持ちが描かれています。ストーリーに気持ちよく共感できる１冊です（特に女性におすすめ！）。苦しい時に読むと、何か胸のつかえがとれるようなすっきりとした気分になれるかもしれません！

６人の著者が選んだ６編が収録されています。ちょっぴり怖いリアルな描写があったりしますが、「はー…そうくるか…」という結末が待っています！　短編が６話入っていますので、ちょっとした時間にでも読んでみてください！